エンジニアの現状
現在、エンジニアは不足しています。近年は、コンピューターで管理したものが世の中に多く出回っており、その為には、プログラミングや開発、管理などをするエンジニアが必要になります。大きな規模のシステム開発などを行うＳＩ系エンジニアや、メーカー系のエンジニア、近年では、インターネットの普及によって早急に必要とされるＷｅｂ系のエンジニアなど、エンジニアといっても、そのジャンルは幅広いものとなっています。
しかしながら、エンジニアという職種は技術が必要になるため、高校や大学、専門学校などで勉強し、卒業後エンジニアとして働くという状態に留まっているような雰囲気があります。その為、エンジニア業界は、どうしても人手不足になるという事のようです。
こうした事情から、エンジニア業界では、未経験からの転職を受け入れる企業が増えてきています。そして、未経験の人をエンジニアへと育成するスクールや、未経験者の転職をサポートする転職エージェントなどが、エンジニア業界へ力を入れているというのが、近年の傾向と言えるのです。すなわち、未経験ながらもエンジニアの仕事に就きたい、転職したいと考えている人にとっては、今がチャンスと言えるでしょう。
エンジニアへ転身する
未経験者というところからエンジニアとして転職するためには、エンジニアとしての知識を身に付けなければなりません。現在のエンジニア業界の人手不足から、未経験者も採用するという企業が増えてきてはいますが、多くの企業が、その未経験に条件を設けているのも現状なのです。つまり、エンジニアと何の関わり合いがなくても受け入れるという訳ではないのです。
未経験者がエンジニアとして採用される為の条件には、英語力、エンジニアの知識を持っている事、エンジニアではなかったが、その業界に居た事がある、高校や大学、専門学校などでエンジニアとしての勉強をした事があり、技術を持っているといったものがあります。これらの条件は、企業によって違い、英語力さえあればエンジニアの知識がなくても採用すると謳っている企業もあれば、エンジニアとしての技術を持っていれば、業界未経験でも採用すると、技術を持っている事を条件にする企業もあります。
こうした状況の中で、未経験でエンジニアとして転職をする為には、やはり、エンジニアの知識や技術を、ある程度は身に付けておく必要があると言えるでしょう。近年では、エンジニアを育成するスクールや、転職エージェントとスクールが一緒になったような人材紹介会社、転職エージェントの育成支援プログラムといった、エンジニアになる為の知識を身に付ける事の出来る場所が多くあります。また、幅広いジャンルを持った業界であるが故に、独学でも勉強する事の出来る分野でもあります。
こうしたものを利用して、まずは知識や技術を身に付ける事が、未経験者からエンジニアとして転職する第一歩と言えるのです。
エンジニアナビ
転職支援会社に、エンジニアナビというのがあります。エンジニアナビは、エンジニアの転職に力を入れています。
エンジニアナビで扱っているエンジニアのジャンルは、ネットワークエンジニアです。ネットワークエンジニアとは、インターネットの普及によって必要とされるジャンルのエンジニアで、サービス提供や、Ｗｅｂ管理などをします。ネットワークエンジニアは、近年、最も必要とされているエンジニアであり、未経験者がエンジニアとして転職する際に、エンジニアの業界の中で、最も転職しやすいジャンルとなっています。エンジニアナビでは、未経験者をネットワークエンジニアに育て上げ、ネットワークエンジニアを必要としている企業に人材を送る仲介をしています。
エンジニアナビは、一般の転職エージェントとは違い、スクールと転職エージェントが一緒になったような会社です。その為、ネットワークエンジニアになる為の育成には、研修費が必要になります。その研修で、知識と技術を身に付け、資格を取得し、その後は、転職エージェントの役割を担います。ネットワークエンジニアを求めている企業へ、エンジニアとして転職させます。
こうした流れにより、エンジニアナビへ申し込むと、未経験でもエンジニアとして転職する道が開かれるということです。
転職エージェントで身に付ける
転職エージェントの中には、エンジニアとしての知識や技術を、セミナーや育成支援プログラムと称して、身に付けさせている所もあります。スタッフサービスでは、エンジニア育成支援プログラムを用意し、無料研修を行っています。
スタッフサービスは、未経験からのエンジニア転職支援に力を入れている転職エージェントの１つです。スタッフサービスでは、未経験者の為に、エンジニアが活躍するジャンルに分け、その知識や技術を身に付けさせる支援を行っています。組み込みシステムエンジニア、電子エンジニア、ＬＳ設計エンジニアなど、沢山のジャンルを用意しています。
また、知識や技術を身に付けるだけでなく、転職のアドバイザーにはエンジニアだった経験者を配置し、カウンセリングから就業、その後のサポートまで行っています。スタッフサービスでは、各業界のメーカーとの取引実績もあり、未経験者でも、エンジニアとしての転職を可能にしています。
転職エージェントを利用する
エンジニアの転職は、転職エージェントならば、たいていどこでも扱っています。
株式会社リクルートエージェントや日経キャリアＮＥＴなどでも、未経験者のエンジニア転職を支援しています。ただ、転職エージェントによって、未経験者への対応が違います。スタッフサービスのように、未経験者でも、研修を受ける事によって知識や技術を身に付けられるプログラムを設けている所もあれば、リクルートエージェントのように、条件付の未経験転職やセミナー程度に留まる所もあります。
その為、未経験者でもエンジニアとして転職を可能にしている所もあれば、ある程度自分で知識を身につけておいて、未経験者のエンジニアの転職にエントリーしなければならない、リクルートエージェントのような所があります。
株式会社リクルートエージェントでは、エンジニアの転職フェアなどを設け、日経キャリアＮＥＴでは、未経験に対して、アウトソーシングカンパニーで知識や技術を身に付けてからの転職を勧めています。
